チャージコントローラの設置準備

例え曇りの日であっても、ソーラーパネルからの電流を効率よく変換するにはMPPTが良いといわれています。

中国製コントローラはリレーがすぐ壊れたので定評のある海外製のモーニングスターの機種を選定しました。うちのソーラーの1kwに対応しているのはTS-MPPT-45以上。LAN接続のある上位機種のtri-60にも惹かれたけど、とりあえず安い45にしました。

これがなかなか重たくて、本体のほとんどはヒートシンクでできている。

極端な話、万一バッテリーが満充電状態で負荷ゼロ、雲一つない青空になった場合、1000w級のヒーターになるわけだ。来夏にはファンも必要になるかも。(マニュアルによると上限60℃前後)

ということで、正確に1日の使用電力と実際の発電量を比較していく必要がありそう。ラズベリーパイなりパソコンなりでログを蓄積していくことが必須となる。

最終的には夜間電力の補充電を、翌日の天気予報と照らし合わせて時間調整できるリレーを作りたい。

MPPT-45の穴開け

筐体が頑丈な鉄でできており、パンチ用の穴はあるものの蓋がビクともしません。youtubeで穴開ける動画が1個だけあったのですが、とりあえず力づくみたいです。

鉄粉から守るために基板を養生して
通線するホールの鉄板に穴開け
力づくでこじ開ける

動画では金属疲労を狙って何度も鉄板を往復させていましたが、そこまで剥がすのが大変でした。結局てこの原理でこじ開けるということに。

本体側は頑丈で、若干ゆがみましたが取り付けには問題ないという雰囲気。さすがアメリカさんの考え方。大雑把。

問題点2:シリアルポート

パソコンのシリアルポートで、純正のソフトを使えば値の取得はとても簡単ですが、これをラズパイ+pythonでやるとなると仕様がとても大変。

まず通信方式がMODBUSという16進数でメモリを直接いじくる方式らしい。一応pymodbusなんていうライブラリがあるので、頑張ればなんとかなりそう。

次にシリアルポートの仕様。USBシリアル変換ケーブルや、簡易なシリアルポート増設ボードは正電圧でしかやり取りできず、すべてのポートをサポートしていない。

対してTS-MPPTはマニュアルに、負電圧にも対応するEIA232F準拠でないと動かない適な事が英語で書いてある。

一応、ラトックの高級シリアルボードか、秋月電商のRaspberryPi RS232 Board v1.0あたりを使えばできる。。。。か???

とりあえず、TS-MPPTは60を買う事をおすすめします。

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